神ノ浦(こうのうら)

神ノ浦は三都半島南端の集落です。ここは古くから海運業で
栄えました。また池田八幡宮の秋祭りに太鼓台を船に乗せて
奉納する「おしこみ」(写真右)で知られています。

「皇子神社社叢」
海岸から突き出たこの山は権現山ともいい南側中腹に
皇子神社があり、岬全体が社叢となっています。
全山がウバメガシにおおわれ、他にも様々な植物が
自生する自然林で、国の天然記念物になっています。

「皇子神社」
この神社は池田町では亀山八幡宮に次ぐ格式の神社です。
海辺から急な石段を上がったところにあり、両側は
切り立った崖です。境内には右側の写真にあるように南西
の方角(高松方面)に向いた礼拝所もあります。

「おしこみ用の船」
池田の亀山八幡宮の秋祭りにこの船に地区の太鼓台を
乗せて海を渡ります。前日に主発して八幡宮の沖にある
島にとまり当日は舳先で踊りを舞いながら櫓で漕いで
浜から太鼓台をかき上げます。このときに使用する船で
昔は漁船を使用していたそうです。
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