白浜
白浜は小豆島南端にあり、その岬は地蔵崎(古くは釈迦が鼻)と
呼ばれ、広い浜があり景色のきれいなところです。
しかし交通の便が悪いためか無人の地区になってしまいました。
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岬と地蔵崎灯台
この灯台も無人に
なりました。
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山桜の多い白浜山とお地蔵様です。銘文を見ると戦後の
建立ですが地蔵崎の名称と関係あるのかな?

岬の先端部分は広い浜になっています。そして沖には多くの
船舶が行き来しています。右は讃岐の屋島、五剣山方面です。

地蔵崎は昔、釈迦が鼻と呼ばれていました。今でも浜に釈迦堂が
あります。
この地には行方がわからなくなったお釈迦様の像が漁師の夢に
出て、お告げにしたがって浜を探したら砂中から発見されたと
いう伝説が残っています。

山中で主人の猟師を助けて命を落としたという伝説に残る犬の墓
です。今は無住の地になった地区の山中にありますが、まだ写真
のような目印が道沿いに付けられていました。墓自体は高さ40
cmぐらいの瓦製のかわいい社です。見つけにくいですが写真の
目印のすぐ上にありました。なお大蛇の方は西の海中に没して
骨が海底から上がるということですが、ナウマン象の化石が多数
漁師の網にかかっています。

2010年6月、釈迦堂は白浜の公園内に、犬の墓は道路沿いに新築移転されました。
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